Interview

うまくいく事ばかりではないけれど
挑戦することで前に進める

2013年、VAVグループ長 野口 祐弥 NOGUCHI YUYA
Profile
「CAV」や「VAV」と呼ばれる風量を調整するための制御装置の製造ラインで、製作から組立、検査、梱包、出荷までを担い、グループ長になってからは改善活動にも意欲的に取り組んでいます。ソフトボール同好会のメンバー。

グループ長となり一歩踏みこんだ「改善活動」も

現在の仕事内容について教えてください

私が所属するグループでは、「CAV」や「VAV」と呼ばれる制御装置の製造を担当しています。入社5年目にグループ長という職務に就き、全体を取りまとめる班長の補佐的な役割を担いながら、十数名の仲間とともに業務に取り組んでいます。
当社では、工場の作業方法を見直し、能率や安全性を高めて生産性の向上を図る「改善活動」に取り組んでいます。グループ長になったことで、以前よりもさらに踏み込んだ改善の提案が行えるようになり、勉強会などにも参加させてもらっています。

自分だけが正しいと思っていてはダメだ

自分自身の成長を感じるのはどのようなことですか

周囲の意見に耳を傾けられるようになったことです。今思えば、グループ長になったばかりの頃は「自分は精一杯に頑張っている」「間違ったことはやっていない」という思いから、周囲の声を素直に聞けていなかった時期がありました。そうなるとやはり、現場はギクシャクしてしまいますよね。
今は「自分だけが正しいと思っていてはダメ」と気づき、どんな些細なことでも、とりあえず話してもらえるように、話しやすい雰囲気づくりを心がけています。仲間の声に耳を傾け、班がうまく回るように気を配ることことが、グループ長の大切な仕事の一つだと思っています。

頼りになる上司が多くアドバイスに助けられた

空調技研工業に入社して良かったと思いますか

良かったと思います。最初に入りたいと思ったきっかけは、高校の先輩方が長く勤めているので、自分も長く働けるのではと思ったからでした。もちろん今も長く勤めたい気持ちは変わっていませんが、それに加えて、改善活動への取組みや、グループ長としての仕事に、とてもやりがいを感じています。
上司との人間関係にも恵まれていると思います。こちらから相談をもちかけると、いつでも親身になってアドバイスをしてくれ、改善活動に行き詰まった時にも、アドバイスのお陰でうまくいったこともありました。頼りになる上司が多く、とてもありがたいと感じています。

安全第一を貫き、ケガをしない、させない

今後の目標を教えてください

自分も含め、仲間たちがもっと働きやすい環境をつくっていくことです。それと、自分の中での絶対的な決め事として、ケガをしない、させないというのは貫いていきたいです。そのためにもやはり、改善活動が重要です。作業効率が向上すれば短納期が実現でき、お客様の満足度も高まります。そして会社の利益が増えれば、社員にも還元されるようになります。
改善活動は実際にやってみると、うまくいかない場合も多々ありますが、そんな時は違う案に切り替え、またやってみます。うまくいくことばかりではないですが、やってみて始めて分かることもあり、挑戦することで前に進めると信じています。